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大自然を内に秘めた石に酔う / Antique Moss Agate & Sterling Silver Brooch 320-423

18,000円(内税)

購入数
英国から届いた、深い自然を思わせるブローチをご紹介いたしましょう。


中心は半透明なオーバル型のモスアゲート。
内部には苔にも樹木にもみえる深い緑色の内包物が確認できます。
菱形のベースが周囲に廻され、ポイントで小さな小さな葉が2枚、ちょこんと添えられています。


まず、モスアゲート/Moss-Agateとは、瑪瑙の一種のこと。
白から透明のアゲート(瑪瑙/メノウ)の中に、緑色や赤色、黒色などの内包物が入り、それがまるで苔や樹形(木の枝のような形)に見えるもののことをいいます。
実際には、この内包物は苔などの植物ではなく、緑色の物はクローライト(緑泥石)、赤色や黒色の物は鉄やマンガンであることが多いようです。
その姿から自然そのものを思い起こさせるせいでしょうか、森林浴と同じ効果があり、持ち主に平和と穏やかなパワーを与えてくれるパワーストーンとされています。


また、ブローチのべースとなる材はスターリングシルバーと思われます。
英国においてスターリングシルバー(銀の純度92.5%)はホールマークによって管理されておりますが、ジュエリーなどの小さなものにおいては必ずしもホールマークは刻印されておらず、銀の純度を示す「925」もしくは「SILVER」「STARLING」などのみの場合もございます。
ただ、今回ご紹介するブローチには刻印がみあたらない状態です。
販売していた英国のディーラーの言葉と、私の判断により、スターリングシルバーとしてご紹介させていただきます。


スタイルとしてはアーツ&クラフツ。
19世紀後半、英国にてウィリアム・モリスが提唱したアーツ&クラフツ運動はその後大陸に渡り、アールヌーヴォーとして花開くこととなります。
アールヌーヴォーほど華美ではなく、実直でありながらも手仕事による装飾性を大切にしたアーツ&クラフツの小物は、英国ではとても愛されてきたスタイルのひとつであるといえるでしょう。

製造年代は古く、1900年代頃と推測いたします。




大きさとしてはごく小さく、そっと襟元や帽子などに留めていただく感じになるかと思います。
装いがぱっと華やぐ・・・というよりは、どちらかといえば控えめ。
人に見せるためではなく、自身の為につけるようなアクセサリーのような気がいたします。


半透明のモスアゲートを覗き込み、光に透かし、そっと胸に留める。
大自然を内に秘めた石が貴方にくれるものは、いったい何でしょうか。




更なるディテールはこちらからご覧ください。→MORE DETAIL



◆England
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:モスアゲート、シルバー
◆サイズ:約3.1×1.6cm
◆重量:約3g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、錆や歪み、変色等がございます。
*ブローチ留め金具は、ご使用可能と判断してご紹介しておりますが、現代の物に比べればわずかに操作性に劣ります。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。

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